正則の47都道府県最高峰

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zoom RSS 第29回 皆子山<京都府最高峰>

<<   作成日時 : 2008/10/07 13:20   >>

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京都府の最高峰は皆子山である。丹波高地の東端に位置し、比良山地の蓬莱山の向かい側にある。標高971.5メートル。特別高い山ではない。9百メートル前後の山々に囲まれている。京都市から比叡山に向かって、若狭湾へ進む鯖街道沿いにこの山はある。歴史探訪を兼ね、京都の寺めぐりして帰るのも良いと思う。
さて今回は京都府と滋賀県の最高峰を目指した。まずは皆子山から。

京都府/最高峰:皆子山(標高:971メートル)

「正則の山行記録3・第293回」より
実施日:平成19年5月28日〜30日
目的地:皆子山<京都府最高峰>
メンバー:単独(56才)

山に出かけようとすると、政治家が死ぬ。前回も国見岳(熊本)に登ろうと熊本市に入ったら、長崎市長(市長選)が暗殺された。今度も京都まで出かけようとしたら、松岡農相(緑資源機構の談合問題)が自殺した。どうも縁起が悪い。国見岳は9合目で撤退。今回も滋賀県の伊吹山で雨だった。登山する前日に事件が起きる。ただの偶然なのだろうが気になる。ここ暫らくはビックな登山もないので平穏な日本でいてもらいたい。  
ガソリンの高騰で車での山行は費用が嵩む。一人旅なのでやや贅沢である。47都道府県の最高峰を巡ること自体、道楽の部類に入ると思う。この道楽が私の生きがいなのでしょうがない。わずかなお小遣いを工面してでも行き続けたい。
5月28日(月)
夜勤明けなので、日中帯は睡眠に徹する。夕食時間にテレビをつけると、松岡農相の首吊り事件で賑わっていた。談合事件の張本人なので闇に葬った形になる。安部政権に暗雲が立ち込めて入るように思える。参議院選挙に影響するのは必須である。などと妻と会話しながら食事をした。
風呂から上がり、すっきりして午後10時前に家を出る。京都に早朝着く予定である。すくなくとも8時間はかかる。遊びとなればこれも苦にならない。
5月29日(火)
東名高速は大型トラックが非常に多い。無理せずに海老名、浜名湖、養老SAでそれぞれ休憩した。養老SAで朝食代わりに豚汁を食べ、昼飯用におにぎりを2個買い込む。ガソリンも後、四分の一になり、給油した。137円/リットルは高すぎだ。高速なので高いのが相場である。20リットルだけ入れた。
ここまでは順調である。だが大垣から吹田まで工事渋滞である。1車線に規制されている。所々で車が止まる。関が原で後続の2トン車が蛇行運転しているのがわかった。前方でトラックがハザードしているので私もハザードで後方車に知らせた。がこの運転手、スピードを下げずに突進してきた。「むっー、とまれよ!」分かってくれたのか止まった。「よかった!」
このままで行くとトラックとのサンドイッチにされてしまう。予定の八日市ICまで我慢できない。次のICで降りることにした。蛇行するトラックを気にしながら、「早く来い早く来い」とICの出口が待ち遠しい。
やっとのことで彦根ICで降りた。午前6時である。高速もノロノロだし、一般道へ出ても同じだと気持ちを切替える。ナビゲーターを入れ直す。野洲市で1本、道を間違えて、ロスしたが、琵琶湖大橋(210円有料)を越えたら、シンプルで分りやすかった。但し、家のナビは古いので国道367(さば街道)の旧道(人家のある狭い道)を一部走らされた。
花折トンネルを抜けると、集中した人家に出る。平バス停があった。ここで駐車出来そうである。イベント用の白いテントの先に邪魔にならないように留める。6時50分。早速、準備に取り掛かる。久しぶりの地下足袋である。つめが上手く入らない。ここは冷静に!
7時5分にスタート。車が結構通る。歩道がないのでやや歩きづらい。安曇(あど)川沿いの旧道を見送り、真直ぐトンネルを2箇所潜ると、左手山斜面に段々畑状の堰堤ダムが見える。そして坂下トンネル入口でまた旧道と再会する。そこを左折し、足尾谷(あしびたに)橋に出る。7時34分。軽自動車が一台停車している。人がいるようだ。橋手前の林道に入る。川沿いに歩くので気持ちが良い。7時44分、小さな中村発電所を通過。7時54分、林道終点。
早速丸太2本の橋を渡り、沢に入ったという感じがする。途中気になることがある。杉の幹に色分けしたテープが巻きつけられていた。間伐するためなのかはっきり分らないが何かの目印なのだろう。弱い日差しがさらに遮られ、川のせせらぎを耳にし、渓谷の奇岩を観賞しながら歩く。段々なじんでくると小鳥たちの囀りも聞こえてくる。
8時8分、やや沢から外れたところで左下に小屋がある。ワリ谷を過ぎる。
8時15分、足尾谷から左手のツボクリ谷に入る。沢を何回も渡る。
栃の木が一本ある。ブログに出てくる木なのだろうと思った。大木の栃の木で休憩するによい場所と紹介されていた。8時50分。更に進むともっと大きな栃の木があった。9時1分。写真に収めるには大きすぎたようだ。
ツボクリ谷の支流(左へ)に9時15分。水量も大分減るが、やや登りが急になる。私はてっきり尾根道に出るのかと思っていたが、湿った沢を詰める感じである。
今回は地下足袋でややオーバーな感じであった。水の中をジャブジャブ歩くのかと思ったが、軽登山靴で大丈夫である。ただ女性の歩幅では石から石へ渡るのに苦労するかもしれない。下手をすると靴毎、水の中に。沢登りと違い、危険な場所はないが、沢を詰める所と、沢に下るところは急なので疲労するかもしれない。
沢を詰めたら、急に山頂になる。9時43分。静かな山頂である。小鳥の出迎えを受ける。「ホーホケキョ!」は分るのだが、他の小鳥たちの鳴き声が何の鳥なのかは分らない。それにしてもすがすがしい気持ちになれる。
正面左手に林が切り開かれている。武奈ヶ岳、蓬莱山が見える筈なのだが、雲に覆われている。この山自体低いので眺望は期待しない方がよい。養老SAで買ったおにぎりはぼそぼそで硬くなっていた。まずい。賞味期限も9時で切れている。町のコンビニで買えばよかったと反省する。
頂上には三角点がある。立派な標識もあるのだが、やたらと皆子山の名前入りプレートが木にぶら下がっていた。皆さん記念に自家製の標識を置いていくのだろう。29個、否30個あったかな!
充分休憩した。10時13分に下山する。30メートルほど進むと、右手に皆子谷、左手に寺谷と親切に小さいプレートが木にぶら下がっていた。頂上のプレートの少しでも沢の分岐点に置いてもらったほうが役立つと思うのだが。
寺谷方面に向かうとやや見晴らしの良いところが一ヶ所あり、そこを過ぎると急降下する。沢にドンドン降りていく。平坦な所に足を置けば良いのだが、小石の突端を踏みつけると地下足袋では痛そうだ。足場を常に見て歩くので気が抜けない。20分下ったところで、中年の紳士風の方が登ってきた。挨拶して通り過ぎようとしたら、私の出で立ちを見てから「あとどのくらいありますか!」
「2,30分で上がれますよ。ちょっときついですけど」地元の人と思ったのか!たしかに地下足袋を履いていれば、そう思うのが自然かもしれない。
 11時にへんな標識があった。KITW小舎。「この左手奥に小屋でもあるのかな!」と不審におもいつつ、更に下る。急流の小さい滝に大蛇が昇っているのか尻尾が見える。よく見ると木の幹がUの字を描くような形で引っかかっているようだ。
渓谷美を写そうと思い、デジカメを構えたら、レンズが勝手に仕舞いこんでしまった。電池切れである。まだ50枚位しか写していないのにと腹が立つ。もう1セット予備電池を持ってきているのであるが、明日の分なのである。
寺谷から抜けて、安曇川の対岸の丸太橋を渡る。11時10分。沢から開放され、広々とした林道に出る。平坦な道を歩く。時より日差しが出てきた。緑の大きな杉に藤の花が纏わりつき、綺麗な紫色が際立って見えた。
前方の山斜面に白いガードレールが見えてきた。峠を下る車だ。地図を開き、平集落のある停留所を確認。この林道をまっすぐ行けば、国道と合流する。
林道脇に水田がある。集落が見えてきた。緩やかな坂道を上がると鯖街道に出た。左手に停留所。そして私の車も発見。11時43分。何時の間にか私の後ろに一人の青年がついてきていた。バス停で時間でも調べているのか、小屋の中にいるらしい。
私もほっとして、車の後部ドアを開き、地下足袋を脱ぐ。すると京都方面からバイクが私の車近くに停車した。ヘルメットを取ると若者である。京都の地元の大学1年生である。まだ少年らしさが残る可愛い子である。バイクが楽しくてたまらない様子だ。まだおしゃべりしたい様子だったが、私も次の予定があるのでその場を去った。
事前に予約していた近江八幡のユースホステル(受付は4時30分)に行くにはまだ早い。織田信長築城の安土城跡へ行くことにした。朝きた道を引き返す。こんもりした山の麓に無料駐車場がある。時間つぶしには丁度良いところだ。入場料500円を払い。石段を登る。左に豊臣秀吉、右に徳川家康の屋敷跡がある。日本を統一した英雄である。天主跡まで上がると相当しんどい。当時は三方、琵琶湖の内湖に囲まれていたそうだ。日本有数のお城である。現存すれば立派なお城が見えたろうにと残念である。帰りに三重塔と二王門(室町時代作で甲賀から移築)を回って降りてきた。観光客も少なかった。まだ時計の針は3時。車内で横になる。
近江八幡のユースホステルは人家の少ない山の裏手にある。建物は古く明治時代の物で文化財に指定されているようだ。本日の宿泊者は4人。おしゃべりした相手は同じ船橋の大学生である。今流行のはしかで一週間休講中なのでこの期に関西旅行中だとのこと。ちなみに息子の大学の後輩でもあった。話が合わないわけがない。
(つづく:30回伊吹山)
<参考>
a.歩行時間
平停留場(30分)足尾谷橋(10分)中村発電所(20分)ツボクリ谷(45分)
栃の木大木(15分)支流(30分)頂上
<2時間30分>
頂上(45分)寺谷・KITW小舎分岐(10分)林道(35分)平停留所
<2時間>

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