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zoom RSS 第25回 岩木山<青森県最高峰>

<<   作成日時 : 2008/03/24 16:45   >>

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岩木山は青森県弘前市西方に位置し、鳥海火山帯に属する。そして青森県の最高峰でもある。別名、津軽富士とも云われている。山麓には岩木山神社があり、百沢、岳、湯段の温泉がある。またリンゴ園が広がっている。りんごを食べながら湯船に浸かると青森の温泉だと実感する。また弘前市内で城址公園の散策も楽しめる。観光を兼ねた登山を今回試みてきました。

青森県/最高峰:岩木山(標高:1625メートル)


画像


「正則の山行記録3・第275回」より
目的地:岩木山
実施日:平成17年9月13日〜16日
メンバー:単独(54才)

1週間前に台風14号が九州、中国地方に記録破りの大雨を降らせた。各地で土砂災害や川の氾濫で水浸しになる。被災地は復興作業で大変である。と間もなく台風15号が発生し、石垣島付近から中国大陸に上陸した。個人的には息子が蘇州に住んでいるのでこれも困る。しかし今回の山登りとは縁がなくなりそうだと喜んでいたが、急遽カーブして朝鮮半島を通過して、日本海に向かいそうである。今回の目指す所は青森県の岩木山である。天気予報では台風から低気圧に変わるものの雨雲に勢いが出てきているそうである。困ったことだ。成り行きに任せ、現地で調整するしかないようだ。そんないや〜な気持ちで出かける。

9月13日(火)
 夜勤明けである。たっぷり時間があるので、山仕度を念入りに。特に雨具と防寒具は。
 夕食を済ませ、風呂に入り、ゆっくりしてからPM8時頃、家を出る。東西線で大手町へ。東京駅前の中央郵便局前に9時に着いた。11時集合。余りにも早すぎた。今回の足は夜行バスである。しかも名の知られていない旅行会社なのでちょっと心配だ。京浜急行と弘南バスが定期便の夜行バスを運行している。当初これで行くつもりであったが、インターネットで調べているうちに、このバス会社より半額以下で行ける事がわかった。さっそく飛びついて、予約と入金も済ませた。
 所が時間になり、「○○ツアーの青森、弘前行きのお客様、受付いたします。」と何処からきたのか若いおねえさんが声を張り上げている。予約した旅行会社から「○○ツアー」なんて会社は一言も聞いていない。とりあえず、おねえさんに聞いてみたら、これで良いらしい。都心東北交通と書かれた観光バスに乗り込んだ。まあ安いことだし、細かいことは抜きにすることにした。
 乗客は若者がほとんど。ちょっと場違いな所へ紛れ込んでしまったかなと思った。でも山の格好をしているので、なんとなく私も若く見えそうだ。

9月14日(水)
 隣に座った横須賀の青年と話が合う。息子と同じ年頃だ。
 佐野、国見、岩手山の三つのサービスエリアで休憩。岩手山SAで小雨が降ってきた。外れてほしい天気予報だが、現実になってきそうである。
 東北道を降りると、夜明けと共に雨も強く降ってきた。頭の中で作戦会議である。予報では午前中まで雨が持つようなことを云っていたが、大分早まってきた。百沢から頂上までのルート(4時間)はまず中止にしよう。8合目までバスで行き、頂上をピストンなら出来そうだ。低気圧との競争である。弘前でバスを乗り換えるのだが、このバス(いわき荘行)との連絡は8時10分発である。しかし8合目まで行くスカイラインバスと接続がないのである。どっち道、次のバス(枯木平行/9時15分発)しかない。
 この夜行バスも町に入ってやや渋滞し、停車場所に着いたのは7分遅れの8時7分である。この場所からバスターミナルまでは5,6分掛かる。8時10分には間に合わない。予定コースでは危ないと神様が渋滞にし、遅らせてくれたのだろう。
 横須賀の青年をJR弘前駅まで傘に入れて、別れた。イトーヨーカドー裏のバスターミナルはすぐ分かった。
 窓口で900円の乗車券を買い込み、9時15分の小型ワンマンバスに乗る。雨の中、市内を抜け、岩木山山麓のりんご畑を走る。
 百沢(岩木山神社も含む)温泉を過ぎて、岳温泉に10時6分着。雨宿りする場所がないので向い側の公衆トイレへ。
まもなくシャトルバスが来た。若い運転手さんだ。上(山のこと)は寒いそうだ。車内は暖房が凄く効いている。乗客は私ひとりである。10時15分発。有料道路に入り、いろは坂並のジクザクな道を軽快なハンドルさばきとアクセルワークで昇る。その間、私は雨具とオーバースパッツを身に着けて、ホッカロンを一枚ポケットに仕舞い込み、雨中行軍の準備は整った。
 終点の8合目に着いたらしい。観光バス3台が停車している。中年の観光客が傘を片手に売店を往来している。この天気ではリフトも停止しているし、ドシャ降りの雨では景色どころではない。せめてお土産を買いに売店に行くしかない。
 私も売店に入る。食堂からわざわざ私のところへ話し掛ける人がいた。頂上をピストンして戻ってきたとの事。そういえばゴミ箱に雨具が干してある。途中から風が強いと忠告してくれた。私も頑張ろう!。10時50分に出発。
 登山道はこの雨量で小川に化けていた。進むうちに斜面の白樺の幹が真っ直ぐに伸びずに、真横に延びている。白樺は天に向かって真っ直ぐのイメージがあるが、ここはそうはいかない。厳しい自然と闘っている姿が真横の白樺なのである。この姿がこれから味わうであろう私への暗示なのである。
 森林地帯が急になくなり、岩肌がむき出してきたところにリフトへの看板がある。ここらあたりから風と直面する。11時20分、やや平坦な場所に避難小屋がある。中に入り一休み。
 小屋を抜けると突如、下山者に遭う。「やっと人に出会った」と口走っていた。百沢から登って来たらしい。さぞかし心細かったのだろう。
 また登りがきつくなり、風も一段と強くなる。薄らぼんやりと小屋が見えてきた。11時45分、頂上だ。小屋の裏にある祠の前に出たら、吹っ飛ばされそうだ。僅かな岩陰に身を寄せ、すぐ小屋へ戻る。
 避難小屋のドアに括り付けられている針金を取りほぐして中にはいる。中はきちっと整理整頓されている。まずはザックを置き、頂上の証明となる標識(石)を撮影しよう。デジカメを持って出た、ここも風の吹きさらしで標石に書かれた文字の判読も許されない写真しか撮れなかった。止むを得ない。
小屋に再度戻る。タオルで顔を拭う。デジカメの電池も寒さにより、消耗が早い。電池を交換する。さ〜てと、昼飯はどうしょうか!ここにしばらく居たいが、低気圧が接近中である。長いは無用。飴を2、3個口に放り込む。
午後0時15分下山する。
 たいした岩場ではないが、風が登りの時より強烈になってきた。気を引き締めて降りる。メガネが曇る。ザックカバーが飛ばされそうになる。足元が悪い。身を屈めているが、岩にこびりついている虫けらを吹き飛ばそうとしている鬼が居るのだろうか。虫けらの気持ちがよく分かる。一瞬風が弱まったときに一歩ずつ降りるしかない。ときたま、ビシッ、ビシッと雨粒が雨具に容赦なく叩きつけるのである。
 やっと岩場から離れてホッとする。もうひとつの避難小屋を過ぎ、リフトとの分岐からは風がなくなる。
 1時に8合目の売店に着いた。バスで上がって来たときの様子とは一遍して、観光客は一人も居ない。売店のおばさんとスカイラインバスが一台だけである。舗装道路は何筋も勢い良い小川になっている。
 売店に入り、雨具を脱ぐ。下着、靴下はびしょ濡れ。まずは食堂で暖かいたぬきそばを一口、そして缶ビールで咽喉の渇きを解消する。
 濡れた雨具類をビニール袋に押し込む。1時45分のバスであの若い運転手と山から下りる。不幸にもバスがチェンジされていて暖房が故障して寒かった!
 岳温泉で弘前行きのバスに乗り換えて、百沢村のあすなろ荘前で下車。1本先の道を右折した所に立派な保養所がある。そこがあすなろ荘である。
 ここもインターネットで調べた超格安宿である。ウィークデーサービスで1泊2食付、6500円である。夕食は豪勢で腹いっぱいとなる。山は最悪な状態であったが、ここは天国にいる気分である。湯に3回も浸かってきた。
津軽青森地方は相変らず、明日明け方まで大雨洪水注意報が出ている。

9月15日(木)
 雨はうそのように晴れ渡っている。岩木山山頂は雲に覆われているが青空である。宿を後にして、着替えた服装で気持ちも爽やかである。岩木山神社を散策する。神社の脇に川があり、数年前に土砂崩れで村民が何人か犠牲になっていた。今は記念碑があり、付近の住宅は近くの安全な場所に移されていた。今年は本当に雨による被害が多かった。人間の計り知れない物がある。備えあれば憂いなし。これは地方行政だけではなく、国の姿勢にも当てはまることである。私個人にも云えることです。今回の山登りでも反省点がありました。特に雨具の点検が不十分でした。間違えれば命取りに成る事だって!
午後は弘前市内、特に津軽藩ねぷた村、弘前城公園を見物した。夜行バスまでたっぷり時間がある。ベンチに座っている時間もやたらと長かった。

[費用概算]
交通費            13300円
宿泊代             7500円
土産・食費・入場料     12000円
合計              32800円

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